2015年09月30日
原付二種で行く離島キャンプツーリング 徳之島
9月19日から1泊3日で徳之島にキャンプツーリングしてきました。
前回の与論島、沖永良部島の続きとして更に北上してみました。
9月19日
6時過ぎに那覇港に到着。
今回は同じバイク旅らしき人物は特に見当たらなかった。
船内ではあまり寝ていなかったためほぼ寝てるか本を読んでいるかでした。
定刻から遅れること約30分、午後5時30分頃に徳之島の亀徳新港に到着かと思いきや船が揺れてなかなか接岸しない。
扉の外を眺めていると

↓

こんな感じに揺れが続いて10分ほどして100m対岸の亀徳港に接岸。
今回は日程に余裕がないため抜港されなくて安堵しました。
電話にて予約した畦キャンプ場に向かう。
本当は事前に記入しないといけないらしいが観光協会が開いている時間(~午後5時)には船の時間の関係上不可能なので翌日に行くことになりました。
亀徳港から20kmほどで30分程度で到着。
暗くなる前にと急いでテント設営。

テント設営が終わる頃にはすっかり暗くなってました。
その後は買い出しに行ったあと軽く夕飯を済ませ、就寝。
9月19日
この日は翌日の夜中まで動く前提ということもありキャンプにしては遅めの7時30分に起床。

朝食後、早速散策に出かける。
畦キャンプ場を北上するとソテツトンネルの標識を発見して見学することに。

住宅街の中にあり少々路面が荒れ気味でした。

このようなソテツのトンネルを抜けると新設されたと思われる展望台に到着。

離島とは思えない山と海の壮大な風景が一望できました。

「どこの島?とくの島。」と書かれたポスターを目にしてこのフレーズが離れずに思わず撮影。
徳之島全体に言えるのですが、本当に道路も壮大でこのような光景が簡単に撮影できます。

なんとなく走っていると「ムシロ瀬」に到着。

ゴザ(ムシロ)が敷き詰められたような感じとのことですが正直、それは実感できませんでした。
でも、岩がダイナミックさを醸しだしていました。


その後、徳之島空港に立ち寄り島のガイドブックを入手。

空港を出ようとした時にちょうど鹿児島か奄美からの便が到着してました。
いつかはこんなプロペラ機に乗ってみたいなと。
ガイドブックに記載されている「尚子ロード記念碑」に向かうことに。
探しながら走っていたのですが1度見逃しつつ発見できました。

ちなみにこの記念碑は他の県にもあるらしいです。
次は下調べの時から行ってみたかった「犬の門蓋」(いんのじょうふた)へ。
未だに漢字表記では一発で読める気がしませんw

展望台もあり、ここは地元の人、観光の人らしき数組が居ました。

このメガネみたいになった岩が見どころです。
沖縄でいう斎場御嶽(せーふぁうたき)みたいな所だと勝手に想像。(←絶対、違う)

展望台は景色の解説がついてて分かりやすかったです。
外周の道路だけでなく農道を走行していると蛇に遭遇。

遭遇した時はどの蛇か分からなかったのですが調べてみると色合い的に恐らく「リュウキュウアオヘビ」(リンク)だと思われます。
蛇とおさらばしてしばし走行。
農道も壮大でした。

県道のバイパスにアーチ橋を発見。

島を縦断する道を走っていると闘牛の像がありました。

闘牛が盛んで牛が道を歩いていたり、放牧されてる様子が島中で見られます。

遅めの昼食を取ったあと観光協会にてキャンプ場の使用届けを記入したあとに犬田布岬へ。

朝から動きっぱなし&食後ということもあってベンチで少し昼寝。
起きた途端に年配の男性に「単車の人ですか?」と声をかけられた。
地元の人で自転車乗りらしい。沖縄の離島も走ったことがあるだとか。
徳之島について色々話を聞くことができた。

駐車場にて猫と戯れる。手前の茶色のは懐っこいが奥の白いのは近づくとあからさまに威嚇してくる。
道中、変わった無人店を発見。


CDはプレゼントらしい。
夕方まで思うまま走って、日が暮れた頃に亀津のスーパーとかで土産物を買う。
ゲオ、ドラッグストアなども近くにあり地元の人で賑わってました。
スーパーに貼りだされていた祭りのポスターを見て会場の面縄(おもなわ)港に向かう。
近隣の学校のグラウンドに多くの車、バイクが停まってて車はこれ以上止められない状態でした。

出店でノンアルビール、ツマミを買って9時から行われたレーザーショー、花火を鑑賞。


とても見応えもあり、沖縄の某所で行われる年末の有料レーザーショーとは比較にならない程良かったですw
その後、亀徳新港に行くと帰りの船が平土野港に変更との張り紙を見て移動。
面縄港は島の南端で平土野港は北側で40分ほどかけて島を縦断。
街灯も無い道中でヘッドライトに反応してきた虫の猛アタックに耐えながらも11時30分に平土野港に到着。
受付を済ませた後、受付の人としばし雑談。
気になっていた高校生が原付に乗っている時に着用していた白のフルフェイスは校則で義務付けているとのこと。
自転車に乗る小学生もヘルメット着用で沖縄ではまずない光景が多くありました。
9月21日
平土野港はこの間の台風で照明がやられてしまい真っ暗な状態でした。
定刻から少々遅れて午前1時30分に琉球エキスプレスが平土野港に入港。

船内はパニアバイク3台になってました。

乗船後は風呂に入った後、爆睡して起きたら残波岬付近を航行してました。
EN125の方と話しかけてみると静岡の自分より1つ年上で沖縄で47都道府県制覇とのこと。
同じ中華バイクで箱を付けてあちこち周る同士として話が弾みました。
磐田市と書かれたナンバーでは正直、静岡と分からずにご迷惑おかけしました。
(後に調べると国道1号線が通っている市で去年走ってました。)

那覇新港に到着した後、EN125乗りのiPhoneの充電ケーブルが壊れたとのことで朝から開いているダイソーにて案内後別れました。
2日後に那覇新港に行くと駐輪場にて船内と同じ3台のバイクが集結。

磐田市はかわいいご当地ナンバーがあって羨ましい限りでした。

ナンバー撮影&アップロードは本人の許可を頂いてます。
適当な画像処理で申し訳ないです。
ナンバープレートのキャラクターは「しっぺい」(リンク)とのこと
自分もいつかは自分のバイクで47都道府県制覇してみたいです。
あとがき
休み明けに確実に帰ってくる必要があり、台風も発生してたため強行スケジュールとなりました。
徳之島は本当に壮大な光景が多く、行ったことは無いのですが一言で例えるなら「プチ北海道」。
ガソリンスタンドも多くあったのですがハイオクが扱っているところがなくレギュラーでノッキングしてしまうYBRに給油しなくても良いくらいの走行距離を意識してました。ハイオク仕様で後続距離の少なめの車種は注意した方が良いでしょう。
沖縄から直行できる鹿児島の離島は残すところ奄美大島となりました。近いうちにでも行けるといいなあ。
前回の与論島、沖永良部島の続きとして更に北上してみました。
9月19日
6時過ぎに那覇港に到着。
今回は同じバイク旅らしき人物は特に見当たらなかった。
船内ではあまり寝ていなかったためほぼ寝てるか本を読んでいるかでした。
定刻から遅れること約30分、午後5時30分頃に徳之島の亀徳新港に到着かと思いきや船が揺れてなかなか接岸しない。
扉の外を眺めていると

↓

こんな感じに揺れが続いて10分ほどして100m対岸の亀徳港に接岸。
今回は日程に余裕がないため抜港されなくて安堵しました。
電話にて予約した畦キャンプ場に向かう。
本当は事前に記入しないといけないらしいが観光協会が開いている時間(~午後5時)には船の時間の関係上不可能なので翌日に行くことになりました。
亀徳港から20kmほどで30分程度で到着。
暗くなる前にと急いでテント設営。
テント設営が終わる頃にはすっかり暗くなってました。
その後は買い出しに行ったあと軽く夕飯を済ませ、就寝。
9月19日
この日は翌日の夜中まで動く前提ということもありキャンプにしては遅めの7時30分に起床。
朝食後、早速散策に出かける。
畦キャンプ場を北上するとソテツトンネルの標識を発見して見学することに。
住宅街の中にあり少々路面が荒れ気味でした。
このようなソテツのトンネルを抜けると新設されたと思われる展望台に到着。
離島とは思えない山と海の壮大な風景が一望できました。

「どこの島?とくの島。」と書かれたポスターを目にしてこのフレーズが離れずに思わず撮影。
徳之島全体に言えるのですが、本当に道路も壮大でこのような光景が簡単に撮影できます。
なんとなく走っていると「ムシロ瀬」に到着。
ゴザ(ムシロ)が敷き詰められたような感じとのことですが正直、それは実感できませんでした。
でも、岩がダイナミックさを醸しだしていました。
その後、徳之島空港に立ち寄り島のガイドブックを入手。
空港を出ようとした時にちょうど鹿児島か奄美からの便が到着してました。
いつかはこんなプロペラ機に乗ってみたいなと。
ガイドブックに記載されている「尚子ロード記念碑」に向かうことに。
探しながら走っていたのですが1度見逃しつつ発見できました。
ちなみにこの記念碑は他の県にもあるらしいです。
次は下調べの時から行ってみたかった「犬の門蓋」(いんのじょうふた)へ。
未だに漢字表記では一発で読める気がしませんw
展望台もあり、ここは地元の人、観光の人らしき数組が居ました。
このメガネみたいになった岩が見どころです。
沖縄でいう斎場御嶽(せーふぁうたき)みたいな所だと勝手に想像。(←絶対、違う)
展望台は景色の解説がついてて分かりやすかったです。
外周の道路だけでなく農道を走行していると蛇に遭遇。

遭遇した時はどの蛇か分からなかったのですが調べてみると色合い的に恐らく「リュウキュウアオヘビ」(リンク)だと思われます。
蛇とおさらばしてしばし走行。
農道も壮大でした。

県道のバイパスにアーチ橋を発見。
島を縦断する道を走っていると闘牛の像がありました。
闘牛が盛んで牛が道を歩いていたり、放牧されてる様子が島中で見られます。
遅めの昼食を取ったあと観光協会にてキャンプ場の使用届けを記入したあとに犬田布岬へ。
朝から動きっぱなし&食後ということもあってベンチで少し昼寝。
起きた途端に年配の男性に「単車の人ですか?」と声をかけられた。
地元の人で自転車乗りらしい。沖縄の離島も走ったことがあるだとか。
徳之島について色々話を聞くことができた。
駐車場にて猫と戯れる。手前の茶色のは懐っこいが奥の白いのは近づくとあからさまに威嚇してくる。
道中、変わった無人店を発見。
CDはプレゼントらしい。
夕方まで思うまま走って、日が暮れた頃に亀津のスーパーとかで土産物を買う。
ゲオ、ドラッグストアなども近くにあり地元の人で賑わってました。
スーパーに貼りだされていた祭りのポスターを見て会場の面縄(おもなわ)港に向かう。
近隣の学校のグラウンドに多くの車、バイクが停まってて車はこれ以上止められない状態でした。
出店でノンアルビール、ツマミを買って9時から行われたレーザーショー、花火を鑑賞。
とても見応えもあり、沖縄の某所で行われる年末の有料レーザーショーとは比較にならない程良かったですw
その後、亀徳新港に行くと帰りの船が平土野港に変更との張り紙を見て移動。
面縄港は島の南端で平土野港は北側で40分ほどかけて島を縦断。
街灯も無い道中でヘッドライトに反応してきた虫の猛アタックに耐えながらも11時30分に平土野港に到着。
受付を済ませた後、受付の人としばし雑談。
気になっていた高校生が原付に乗っている時に着用していた白のフルフェイスは校則で義務付けているとのこと。
自転車に乗る小学生もヘルメット着用で沖縄ではまずない光景が多くありました。
9月21日
平土野港はこの間の台風で照明がやられてしまい真っ暗な状態でした。
定刻から少々遅れて午前1時30分に琉球エキスプレスが平土野港に入港。
船内はパニアバイク3台になってました。

乗船後は風呂に入った後、爆睡して起きたら残波岬付近を航行してました。
EN125の方と話しかけてみると静岡の自分より1つ年上で沖縄で47都道府県制覇とのこと。
同じ中華バイクで箱を付けてあちこち周る同士として話が弾みました。
磐田市と書かれたナンバーでは正直、静岡と分からずにご迷惑おかけしました。
(後に調べると国道1号線が通っている市で去年走ってました。)

那覇新港に到着した後、EN125乗りのiPhoneの充電ケーブルが壊れたとのことで朝から開いているダイソーにて案内後別れました。
2日後に那覇新港に行くと駐輪場にて船内と同じ3台のバイクが集結。
磐田市はかわいいご当地ナンバーがあって羨ましい限りでした。

ナンバー撮影&アップロードは本人の許可を頂いてます。
適当な画像処理で申し訳ないです。
ナンバープレートのキャラクターは「しっぺい」(リンク)とのこと
自分もいつかは自分のバイクで47都道府県制覇してみたいです。
あとがき
休み明けに確実に帰ってくる必要があり、台風も発生してたため強行スケジュールとなりました。
徳之島は本当に壮大な光景が多く、行ったことは無いのですが一言で例えるなら「プチ北海道」。
ガソリンスタンドも多くあったのですがハイオクが扱っているところがなくレギュラーでノッキングしてしまうYBRに給油しなくても良いくらいの走行距離を意識してました。ハイオク仕様で後続距離の少なめの車種は注意した方が良いでしょう。
沖縄から直行できる鹿児島の離島は残すところ奄美大島となりました。近いうちにでも行けるといいなあ。